お越しいただきありがとうございます。カルフです。地方国立大の博士課程を修了し、現在は化学メーカーで研究開発をしています。今の私があるのは、学部生時代から小さな挑戦を積み重ね、失敗や成功を経験し、成長してきたからだと思っています。そこで今回は、何かに挑戦したいけど踏み出せない人や、挑戦のメリットが分からない人に向けて、「挑戦っていいいもんだから、どんどんやろう!」ということを伝えてみます。内容を先に記すと、
・挑戦のメリット
・踏み出せない人の思考
・挑戦で失うものは無い
・ハードルは下がっていく
です。それでは1つずつ見ていきましょう!
挑戦のメリット
そもそも「挑戦にメリットってあるんかい?」と疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。あります。断言します。受験で挫折した私をここまで連れてきてくれたのは大小の挑戦です。挑戦のメリットを一言で表すと、「成長できること」です。仕組みを以下に記します。
何かに挑戦する
→ 結果(失敗 or 成功)が出る
→ 自分の頭で考える
→ 成長する
→ 次の挑戦に活きる
挑戦 → 成長のイメージは何となく頭にあると思いますが、ここを深堀することで、「自分の頭で考える」が出てきます。答えのあるものを詰め込む教育を受けてきた人にとって、自分の頭で考える経験は少ないですよね。でも大学以降は、生活の自由度が高くなる代わりに、自分で考えることの重要性が増してきます。小さなことでも大きなことでも、挑戦はそこを鍛えられるので、成長に繋がるんだと思います。
踏み出せない人の思考
挑戦したいけど中々踏み出せない人の思考はすごくシンプルだと思います。失敗した時のことが脳裏によぎるんでしょう。もう少し詳しく言うと、「失敗すると恥ずかしい」と「失敗すると〇〇を失う」という2通りに分かれているような気がします。これらね。めちゃくちゃ分かります(笑)。私もいつもこいつらと戦っています。そして、よく負けます(笑)。でも、勝つ確率は確実に上がってきています。それは次節で述べるマインドになっていったからです。
挑戦で失うものは無い
綺麗ごと感が否めないです(笑)が、結局これなんですよね。挑戦の結果、失敗して、恥をかいて失うものってありますか?仮に読書に挑戦して、得るものが無かったとして、本に費やしたお金で人生滅びますか?よっぽど大きい挑戦でない限り、失敗した時に失うものなんてほとんど無いに等しいと思います。ちっぽけなプライドで大きな成長のチャンスを逃している人が多いと思います。特に私がいたような大学の人は挑戦の回数が少ないと感じます。会社の同期と話していると、みんな挑戦を前向きに捉えていますし、実際に行動に移せている人が多い印象を受けます。挑戦をして、成長してきた人間が多い環境なんだと思います。
また、挑戦して失敗した後に何かが負の方向に変わってしまったのなら、元に戻せばいいだけの話です。仮に、生産性を上げるために早寝早起きに挑戦して自分に合わず、生産性が下がったら、素直に夜型生活に戻したらいいんです。そして、朝方生活にするための次の作戦を練るか、夜型生活で生産性を上げるための作戦を練れば(自分の頭で考えれば)いいと思います。
ハードルは下がっていく
ここは挑戦を続けてきた人なら頷いてくれる部分だと思います。何かに挑戦をすると、それを行う事に対して感じていたハードルの高さが低くなります。すると、同程度の挑戦は息をするようにできるようになりますし、今までだったらハードルが高くてできなかった挑戦ができるようになってくるんです。
私の例を1つ紹介します。D1の間に5 kg太ってしまい、生産性が下がってきたので、現役時代くらい走れる体にしようかなと思いました。そこでD1の終わりにランニングを始めました。最初は1 kmから。徐々に距離を伸ばしていき、1ヵ月後くらいに、以降2年間続くことになる毎朝7 kmのランニングになりました。そしてさらに、走れる体になってくると、「イケるんじゃねーかな?」という謎の自信が生まれ、気づいたらフルマラソンに応募していました(笑)。太っていた体では絶対にできない挑戦だったと思います。他にも、講演会で初めて質問をしたことや、Twitter・ブログを始めてみたことも挑戦でした。その結果自分が挑戦できているなと感じているので、やっぱりやってよかったです。
「何から手を付ければいいか分からん」という方に1つ提案をしておきます。コンビニのレジで支払いをした際に店員さんに笑顔で「ありがとうございました」と言ってみてください。笑顔で、ですよ。普段挑戦をしない人なら、1回目で出来ない気がします。意外と勇気がいりますからね。成功すると、店員さんが笑顔を返してくれます。気持ちがいいもんですよ。失敗すると、店員さんがこちらを向いてくれず、少ーしだけ悲しくなったり、そもそも店員さんがお礼を返してくれません。その場合はこちらの視線や熱意(笑)が足りていないので、次回にリトライしてみましょう。私はこれが本気で挑戦へのハードルを下げてくれると信じています。
最後までお読みいただきありがとうございます。いかがでしたでしょうか?挑戦して失敗してきた事例なんかも紹介すると面白いかもしれませんね。私のささやかな文章で、何かに挑戦したい人の背中を少しでも応援できれば幸いです。ではでは~。
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