大学時代に始めれば良かった事

学部生向け

 お越しいただきありがとうございます。カルフです。地方 of 地方の国立大学の博士課程を修了し、現在は化学メーカーで研究開発をしています。前回の記事で大学時代に私がやっていて良かったことを紹介しましたが、今回は反対に、大学時代に始めておけば良かったなと感じている事について記します。先に内容をまとめると、

・読書
・Twitter
・ブログ

です。それでは1つずつ見ていきましょう!

読書

 これがNo 1です。他の1位は認めません(笑)。低偏差値大あるあるかもしれませんが、現代の大学生は本を読みません。ご多分に漏れず私もあまり読書をしない学生でした。年に1, 2冊だったと思います。たぶん、私の通っていた大学の中では、これでも読んでいる方だったと思います。そんな私ですが、社会人になりKindle Paperwhiteを購入してから、一気に読書習慣がつきました。4月から数えて既にビジネス書を中心に9冊読破です。通勤中にひたすら読書をしています。そして、この読書習慣によって価値観に変化が起こり、仕事や人間関係が好転している実感があります。読書のメリットを挙げると、

・知識の拡充
・仕事術の会得
・ストレスの軽減

が出てきます。知識の拡充は言わずもがなかもしれませんね。本から色々な知識を吸収し、頭をアップデートしておくことは研究職に限らず、社会人全員にとって重要な仕事の一部だといえます。知識の拡充の一部分かもしれませんが、仕事術の会得も大きなメリットです。私はビジネス書から、仕事に対するモチベーションや、人付き合いの極意のようなものを吸収し、職場で即実践するようにしています。効果が出たら最高です。自分のデキる男レベルが1つ上がりますからね。そして、効果が見られなかった時の心構えがこれまた重要です。正直、効果が見られなければやめればいいんです。それだけです。損なんてしません。加えて、読書をするだけでストレス値が軽減されることが証明されているそうです。だから、”実践” ていうのは、実際は “実験” なんです。私は理系のくせに “実験” が足りていなかったんです。大学時代の自分に何かアドバイスを出来るとすれば、真っ先に「本を読め!」と言うでしょう。学部時代から勉強はそれなりに頑張った自信がありますが、これに読書が加われば、もう一皮むけていたと確信しています。だから、今学生の方には、盲目的でもいいから読書を始めてほしいです。大学内という狭いコミュニティに留まらず、本の中で壮大な旅をしてみてください。

Twitter

 私がtwitterを始めたのは2020年の3月です。卒業を機に何か新しいコミュニティに属したいなと考えいたので、実験のつもりで始めてみました。これが非常に面白かったんです。以前にも書きましたが、博士課程の学生は常に孤独と戦いながら生きています。地方の学生ならなおさらです。近くに同じ境遇の学生なんてほぼいませんからね。でもTwitterランドを覗いてみると、博士課程の学生たちがワイワイと日常を報告しあったり、zoom等で顔を合わせてお互いの悩みを相談したりしていました。オンサイトでは会えない人と気軽に絡めるのがSNSの魅力かなと思います。私も8月にTwitterで繋がった方と初めてオンライン会談を経験をしました。「こんな世界があったんだ」と非常に刺激を受けました。何かと悩むことの多い大学院生には、ぜひとも上手く活用してほしいなと思います。私の場合は、スマホを手にしたのがD3の秋でしたので、手遅れ感が否めませんでしたが(笑)。
 また、情報収集の一環としての利用もお勧めします。テレビの存在感が薄れてきている今、個人の発信する一次情報が貴重になってきています。真実を見抜き、情報を選ぶ力を備えつつ、適度に利用しましょう。私が大学院生に戻るのなら、

・研究室にいる間は使用禁止

にして利用すると思います。研究中に触れてしまうと、際限なく触ってしまいそうですからね。Twitterには、それくらいの承認欲求をくすぐる中毒性があります。注意しましょう。

ブログ

 これも自分の中では実験的に始めてみたのですが、今のところ続けていてメリットが得られているなと感じています。自分の考えや経験を発信するという意味ではTwitterとも似ていますが、Twitterは140字という文字数制限があります。それに対して、ブログは自分の想いのたけを存分に綴ることができます。自分の考えを言語化し、アウトプットすることにメリットがあると感じています。ブログは自分の頭の整理をしつつ、社会人に必須である文章力を鍛えることのできる最高のメソッドです。
 また、記事の執筆中って、今まで何となく生きてきた自分に対し、「私とは一体何者なのか」という壮大な問いを投げかけながら書いている気がするんですよね(私だけかも(笑)。もし賛同していただける方は教えてください。)。就活やブログ記事の執筆を通して、自分とは何者かが少しずつ見えてきた気がします。だからこそ、毎日超高学歴の人たちに囲まれて仕事をしていても、必死に食らいついていくことができるんだと思います。このように精神衛生を清潔に保つことは、現代のストレス社会においては最も重要です。そういえば、私は読書、ランニング、筋トレもしていますから最強です(笑)。これらが無くなったら、私は一瞬でメンタルブレイクされますね(笑)。

 今回も最後までお読みいただきありがとうございます。いかがでしたでしょうか?学生の方に届いてくれれば幸いです。学生時代に戻れるなら、今回紹介した3つを即実行したいです。きっと、人生変わりますよ。そして、既に社会人になっている人も遅くないです。だって私が社会人になってから始めて効果を実感しているんですもん(笑)。最後に1つ宣伝を。質問箱を始めました。低偏差値大で頑張った私ならではのお答えが出来ると思いますので、聞きたいことがございましたら、下のリンクからお気軽に質問をしてください!それでは、また次の記事でお会いしましょう。ではでは~。

https://peing.net/ja/calfchallenge
プロフィール
calf

受験で挫折 → 地方国立大 → 首席 → 日本学術振興会特別研究員DC2 → 博士号取得 → 企業研究職│学会受賞6件│無機化学│危険物甲種│高圧ガス(甲種化学) │

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