低偏差値大にいる優秀な学生とは?

 お越しいただきありがとうございます。カルフです。大企業での仕事が始まってしばらく経ちました。やはり周りは優秀な方がたくさんいます。ですが、何度も思うことがあるんです、「私の後輩たちの中でも、優秀な人なら十分通用するな」と。私がいる会社が、私の前に最後に私の出身大学から新卒を採ったのは20世紀と聞いていたので、「それはあんまりだ!」と感じました。そこで、今回は私の後輩たちを応援する想いで、低偏差値大にいる優秀な人材の特徴を紹介したいと思います!内容を先にまとめると、

・コミュ力が高い
・努力の継続が得意
・自身を客観視できる
・挫折からの復活経験を持ってる

です!大企業の採用担当人事に届け~!笑

・コミュ力が高い 

 まずはこれです。ど定番のやつです(笑)。私のような低偏差値大の人間は、大学に入った瞬間にブランドを失っています。コレ無くして、どうやって高偏差値大と戦うつもりなんですか?低偏差値大の優秀な人間は、100%これで武装しています。正直スタートラインです。ただし、企業で求められる”コミュ力”とは、同年代どうしで弾けるウェイ系に必要な力ではなく、年齢の離れた方たちとうまく距離を詰め、動かす力を指します。ここを勘違いしている人が多いと思います。研究室の後輩に「私の強みはコミュ力です。」という人がいましたが、私から見ればコミュ力は無い方だなと感じる人が多かったです。逆に、教授や先輩・後輩とうまく連携を取り、研究を進めていく後輩は「どこの企業でも通用するだろうな」と感じました。これは自分の意識次第でなんとでもなります。必要なのはほんの少しの勇気ですよ。普段使うコンビニの定員さんに目を見て「ありがとう」というところから始めてみましょっ!

・努力の継続が得意

これは少し意外ですかね?高校時代、努力を継続できた人が高偏差値大に入れるのだから、低偏差値大でなぜ?と思いますよね。しかし、低偏差値大で優れた成績・人間関係を保てている人は間違いなく努力の継続が得意です。その理由は、大学内の雰囲気というか環境です。私の周りには「どうせ、俺たちが頑張ったところで…」という友人しかいませんでした。この環境下で高い成績をキープしたり、先輩たちとの意識低いトークに付き合ったり(笑)するのは努力を継続することが不可欠です。故に、低偏差値大にいる優秀な学生はコツコツと頑張れる存在なのです。
 「そんなに努力は得意じゃないな~」という学生さんは、焦らずに日々の講義を9割くらいの力で受けてみてください。9割くらいの力でも主席を獲るのは楽だと思いますよ。コツコツと半年でも頑張れば、必ず結果はついてきます。積んだ努力に対して得られるメリットは、低偏差値大の方が絶対大きいはずです。周りに化け物レベルの頭の持ち主なんていないですもん。頑張ろう!

・自身を客観視できる

 これは少し分かりにくいですかね。私は修士に上がって学会に頻繁に参加し始めてから客観視できるようになりました。学会で私より偏差値の低い人間なんていないわけですよ。私の大学名を見て舐めてかかってくる大学院生を何人も見てきましたし、「俺とは一体・・・」と何回も考えましたよ。必死に考えて、悩んで、戦ってきました。すると、そのうち自分の立ち位置が見えてきます。例えば、

・地頭の良さでは100%敵わない。
・大学名にぶら下がらず、研究の実力勝負
・たくさんの先生方に名前を覚えてもらう
・教授ととことん仲良くする
・油断することがない

などなど、戦うべき土俵がハッキリしてきます。そして、研究室で全力を出す日々を続けると、結果がついてくるんです。なんか嘘くさくなってきたので、ここらでやめときましょう(笑)。とにかく、自分が何者かを見失うことがないんです。もう悟りを開くレベルです。こういった人間は強いですよ。芯がありますからね。

・挫折からの復活経験を持ってる

 これはシンプルです。まず大学に入った時点で挫折しています(笑)。そこから高い成績や、高いレベルの研究をしてきた人間は、それだけで挫折からの復活経験を持っていることになります。高偏差値大にいる失敗したことのない人間よりも、よっぽど強いと思います。他にも講義中に教授陣にディスられたり、学会で他大学生に舐められたり(根に持ってる笑)と挫折する経験をいくつも持っています。そんな中でも、胸を張れる業績を出してくる学生は見所満載だと思いますよ。社会に出て挫折しないことなんてないですからね。私なんて入社してまだ2か月半ですが、へこまされることなんて頻繁にありますよ。ただ、ポジティブパワーで何とかしのいでおります。そして、このメンタルが非常に役に立つ!ここに関しては、いつか記事にしたいと思っています。とにかく、壁にぶつかっても何とかする力があるということです。

最後までお読みいただきありがとうございます。いかがでしたでしょうか?”低偏差値大”というくくりでが見てしまうと、会社からすると優秀な人材を見落とすことになりますし、同期からすると思わぬところで足元をすくわれるかもしれませんよ。辛酸をなめながら大学生活を送った我々をどうか見捨てないでください(笑)お願いします!そして、私と同じような境遇にいる学生さん、人生は偏差値なんかでは決まりません。絶対にです。自身の努力で何とでもなります。私が証明します。Twitterでも発信していますので、のぞきに来てくださいね!ではでは~。

プロフィール
calf

受験で挫折 → 地方国立大 → 首席 → 日本学術振興会特別研究員DC2 → 博士号取得 → 企業研究職│学会受賞6件│無機化学│危険物甲種│高圧ガス(甲種化学) │

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