オンライン発表のポイント①:準備編

2021年2月14日

 お越しいただきありがとうございます。カルフです。King of 地方国立大の博士課程を修了し、現在は化学メーカーで研究・開発をしています。最近、何度かオンラインの発表会を経験し、特有の難しさが分かってきました。そこで、今回はオンラインでの発表だからこそ気を付けたいポイントを紹介したいと思います。参考になるのは、

オンラインで学会や身内組織で発表の予定がある人
オンラインで面接を受ける予定がある人

あたりでしょうか。2回に分けて紹介する予定です(ポイント②:発表編はこちらからどうぞ!)。今回の内容を先に挙げると、

・音割れしないマイクの準備
・文字は完全文にする
・図表の質にこだわる

です。それでは1つずつ見ていきましょう!

音割れしないマイクの準備

 初っ端はまさかのハード面の準備です(笑)。でも正直これが1番重要だと感じました。最近のPCなら最初からマイクがついている場合が多いのですが、この質は実にピンキリ。音割れを起こすやっすいマイクで発表されると、ガサガサした音が声と重なり、「あれ、雑踏のど真ん中で発表してる?」ってな感じになって集中して声を聞くことが出来ません。オンラインでの発表では、発表者の身振り手振りには注目がいかず、スライドと発表者の声だけに聴衆の感覚が絞られるので、そのうちの片方が崩れると、発表の半分が台無しになってしまうわけです。これでは聴衆に気持ちよく聞いてもらえるわけがありません。最低限のマイクは準備をし、仲間と事前にテストして、音割れ等のトラブルを絶対に防ぎましょう。反対に、やたらと声が透き通る高性能マイク&イケボのオンラインイケメン(笑)が発表していると、男性の私でも聞いているとうっとりします(笑)。みなさんもぜひオンラインイケメンを目指しましょう!

文字は完全文にする

 さて、スライドの内容に入りましょう。まずはスライド内の文字を完全文にするところからです。以前、私が研究紹介スライドを作成する際のポイントとして挙げたのは、「文字は自立語のみにして、不完全文にする」というものでした。「逆じゃねーか」と言われてしまいますね。すみません。しかしオンラインでは完全文の方が分かりやすいかなと感じています。今までの発表ではスライドに完全文を載せ、それを音読してしまうと、「スライドを読んでるだけじゃねーか!」って状態になってしまい、評価が下がる恐れがありました。だから、スライド上の文字を不完全文にしておくことで、身振り手振りを加えながら、「今、あなたに話しているライブ感」を演出することが出来ました。しかし、オンラインの発表では、身振り手振りを添えたり、相手の顔を伺いながら発表できないため、スライド上に相手の視線はくぎ付けになります。この場合に自立語しか表記がないと、発表者が読んでいる部分が分からず、聴衆が迷子になる可能性が出てきます。よって、文を完全文にしておき、最悪聴衆がスライド上の文を読むだけで言いたいことが伝わるように設計する方が良いと思うわけです。

図表の質にこだわる

 ここも、聴衆の視覚がスライドにくぎ付けになる特徴から挙げられる注意点です。発表者がしゃべっている間、聴衆はスライドをひたすら見ているわけなので、視線の動線が分かりにくかったり、原色ばかりが使われていて目がチカチカしてきたり、図中のプロットから言いたい事が分かりにくかったり、誤字があったりした場合、聴衆は一気に「分かりにくい発表だな」と感じてしまいます。こうならないためにも、図表の質にはこだわり抜くことをお勧めします。具体的に例を挙げると、

・1ページに図は2枚までに抑える
・文字のフォント、サイズを統一する
・図から言いたいことを近くに完全文で記す
・使う色は黒系に加え原色を避けた淡い3色までに抑える

が思い浮かんできます。聴衆目線になれば、気を付けるポイントは自ずと分かるはずです。
 今までの発表以上に準備が大変になってきますが、良い発表をするためには必須だと思います。これまで人前で話してきた経験を活かすことのできたオンサイトの発表と異なり、全員が経験の少ないオンラインでの発表では、準備でつく差が大きいと感じています。だからこそ、準備で頑張れば、相対的にでも容易く質の高い発表が出来るはずです。私のように、頭の足りない人間が目立つチャンスです(笑)。ぜひとも、準備に精を出してみてください!

 最後までお読みいただきありがとうございます。いかがでしたでしょうか?次回もこの続きを紹介しようと思っています。学会等はしばらくオンライン主体でしょうし、就活の面接も会社側が「あれ、オンラインの方が楽じゃね?」と気づき始めたので、オンラインの流れが続くと予想しています。今のうちからレベルアップを目指しましょう。私も日々、努力していく所存です!ではでは~。