【理系就活】研究紹介スライドの作成

2020年7月15日

 お越しいただきありがとうございます。カルフです。前回までに理系就活で必須となる研究概要書の作成法についてポイントをまとめました。ESが通ると、次に理系就活生を待ち受けるのは技術面接です。この段階では、人事はもちろん、現場で働く技術者や研究者の方々に自身が大学で行ってきた研究を紹介します。今回はそこで使用するであろう研究紹介スライド(パワーポイント)資料の作成ポイントを記していこうと思います。先に内容をまとめると、

・研究概要書の流れに沿って作成する
・文を減らし、単語の組み合わせで表現する
・完成後は研究室のB4に見てもらう
・一言ポイント集

です。それでは1つずつ見ていきましょう!

研究概要書の流れに沿って作成する

 これは当然かもしれませんね。面接官側のことを想像してみましょう。当日面接官の手元にあると考えられる資料は、ES・研究概要書・スライドを印刷したものです。忙しい時間を割いて面接官をしてくださっている技術者に研究概要書をあらかじめ読ませた上に、全くシナリオの違う研究紹介を行うのは、危険です。印象が悪いとまではいかないまでも、良いことは決してないでしょう。研究概要書で展開された議論の流れに沿って紹介できるように、スライドを作成しましょう。

文を減らし、単語の組み合わせで表現する

 これはスライド作成特有のポイントですね。研究概要書では”正しい日本語で”と言っていた私ですが、スライド作成時に字の少なさを重視します。文を書いてあると、発表中にその文を音読するだけとなり、「音読するだけならスライドで発表する意味がねーだろ」と聞いている側に思われてしまいます。冗長に字数の増える文体は避けましょう。例えば、研究概要書中に

時間の経過とともにAの濃度が減少したのに対し、Bの濃度は増加した。
これはXが原因であると考えられる。

と記載した場合を考えます。スライド中では、該当図の下や図中に、

A:減少  B:増加
Xが原因か?

くらいに圧縮して表示しましょう。そして実際の発表では、研究概要書に記載した文章をそのまま音読すればOKです。スライドは言いたい事を短時間で理解してもらう道具です。スライドにわざわざ文を表示する必要はありません。ただし、そのスライドで一番言いたい事は文で表示すれば良いと思います。

完成後はまず研究室のB4に見てもらう

 そして、スライドが完成したら研究室にいるB4に見てもらいましょう。そして、理解できない部分を指摘されたら、そこを丁寧に表現する形に修正しましょう。発表を聞く技術者の方は理系の先輩とはいえ、大学で行われている研究に詳しい可能性は低いです。ゆえにこちらは、理系として最低限の知識を持ったB4を想定してスライドを作成するのが良いと考えられます。研究室のB4が理解できるくらいまで分かりやすい内容になれば十分でしょう。自信をもって本番に臨んでください。

一言ポイント集

 スライド作成は小さなポイントが多いので、ここでは一言ポイント集として一気に記していこうと思います。参考にどうぞ!

・使う色を厳選する
   研究概要書の作成時にも指摘しました。注目してほしい部分を明確に!

・業績をスライド内に表示する
  これも研究概要書の作成時に指摘しました。面接官はESに目を通していないと考えておきましょう。

・フォントとフォントサイズを統一する
  基本ですよね?バラバラだと見る側はモヤモヤします。

・上書きするアニメーションは使わない

  資料が印刷されている場合、上書き前の図や文字が読めなくなってしまいますので避けましょう。

・アニメーションを少なめにする
  これは好みによりますが、私は気持ち少なめがいいと思います。慣れない環境でアニメーションを多用すると失敗する印象です。

・これでもか、というくらい練習する
  スライド作成の話ではないですが、正直コレが一番大事だと思います。オンライン面接ならなおさらです。目をつぶっても発表できるくらい練習してください。

 いかがでしたでしょうか?就活は準備次第で勝率が大きく変わってくると思いますので、情報を賢く集め、準備に時間を割いてほしいです。本記事が理系院生の助けに少しでもなれば幸いです。何かご質問等がございましたら、お気軽にコメントしてみてください。では、次の記事でお会いしましょう!