お越しいただきありがとうございます。カルフです。地方国立大の博士課程を修了し、現在は化学メーカーで研究開発をしています。今回は、パワポで色々な図を描く際に使えるテクニックを紹介します。学会の要旨や、就活の研究概要書では自由度が低いかもしれませんが、パワポのスライド上では違います。自由度が一気に上がり、研究の内容を非常に分かりやすく伝えることが可能になります。あなたのデータの可能性を解放しましょう!紹介する内容は、
・「Shift 」で直線描写をマスター
・「四角+透明度」で注目範囲を指定
・「フリーフォーム:図形」で自由自在な図や矢印の描写
です。それでは1つずつ見ていきましょう!
「Shift 」で直線描写をマスター
まずは基本操作からです。作図する際にはたくさんの直線を扱いますが、Shiftを押しながら直線を描くことで、直線描写時のストレスから解放されます。使うタイミングは2つあります。
1つ目は描写時です。Shiftを押しながら挿入することで、水平方向と鉛直方向にロックした状態で描くことが可能になります。これで、描いた後にビミョーに線がずれているというストレスから解放です。
2つ目は一度描写した直線の長さを変更する際です。Shiftを押しながら長さを変更すると、もともと描かれていた線の方向をロックした状態で長さだけを変更することができます。変更した後に「方向が地味にずれとる…」というストレスから解放されます。
「四角+透明度」で注目範囲を指定
これも基本操作かもしれません。図を見てみましょう。
簡単に使えますし、効果はバツグンなので、是非使いこなしてください!
「フリーフォーム:図形」で自由自在な図や矢印の描写
これは周りで使っている人が少ない印象です。個人的にはすごくお勧めしたい機能なので、ぜひご覧ください。
始めて使った人は「何やコレ!使いにくっ!」と感じるかもしれませんが、この本記事を読んだ方はすぐに対応可能です。描写時にShiftを押しておくと、水平・鉛直方向にロックできますし、間違えた後も最初から描写し直しというわけではなく、「右クリック」→「頂点の編集」ですぐに対応することができます。折れ線をすぐに挿入できますし、始点と終点を重ねると囲った中身を塗りつぶすことができます。ここでピンと来た方もいるかもしれません。そうです。塗りつぶしが可能ということは、前節で紹介した塗りつぶしの透明度を変更するテクニックと合わせ技を使うことも可能なんですね。グラフの曲線で囲まれた部分の塗りつぶしは困難に思われますが、ズームした状態で頂点をコツコツと増やせば、結構簡単に出来ます。是非お使いください!お絵かきの幅がグッと広がります!
最後までお読みいただきありがとうございます。パワポでの描写法は知っているだけで色々応用が利くということが少しイメージできたのではないでしょうか?このようなワンポイントテクニックを学生の間にコツコツと会得しておきましょう!次回もこのシリーズになるかもしれません。Twitterもやっています(https://twitter.com/Calfchallenge)ので、是非チェックしてみてください!ではでは~。
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