【比較あり】就活・学会等の発表スライド作成時に私が気を付けているポイント②

 お越しいただきありがとうございます。カルフです。地方of地方の国立大の博士課程を修了し、現在は化学メーカーで研究開発をしています。今回は前回の続きで、発表スライド作成時に気を付けているポイントを紹介しようと思います。今回の内容は、

・図表の体裁を整える
・文を減らし、単語の組み合わせで表現する
・羅列する内容の形態を統一する
・1スライド1アイデアに絞る

です。それでは早速1つずつ見ていきましょう!

図表の体裁を整える

 これは基本的な内容ですね。まずは2枚のスライドを比較してみましょう。

1枚目のスライドが「なんかダサい」のは直感的に分かると思いますが、具体的にどこをどう直せば良いか分かるでしょうか?この内容は理系の大学なら学部1年の基礎実験のレポート作成時に受ける注意点です。ということは、これが出来ていないと、観る側は「大学1年生未満のレベルだ…」という判断をすることになります。一度このような印象をつけてしまうと、内容が素晴らしくても中々頭に入ってこないものです。「自分の図表はこんなに酷くねぇよ!」という方はさすがです!次節に飛びましょう。しかし、学会に出ても上側のスライドに示したような図表は結構目にする印象です。今一度ご自身のスライドを見直してみましょう。大学1年生のレベルはクリアできていますか?最低限のレベルとして、図表の体裁は整えましょう!

文を減らし、単語の組み合わせで表現する

 次はスライド上に示す文字に関してです。こちらも2枚のスライドを見比べてみて下さい。

いかがでしょうか?上側のスライドは紹介する内容を全て文章で表現しているのに対して、下側では文を減らし、出来るだけ名詞で表現しています。上側のスライドでは文章が書いてあるので、じっくり読めば書いてある内容は理解できるはずですが、時間がかかります。また、発表時を想像してほしいのですが、発表者がスライドに書かれている文をそのまま読んでいると、聴衆側は、「ただスライドを音読してるだけじゃねーか!」と頭の中でツッコミを入れてしまいます。これではスライドを使用するメリットがありません。できるだけ短い時間で結果を理解してもらうためのスライドなのですから、直感的に内容が分かるように工夫しましょう。

羅列する内容の形態を統一する

 続いては、発表でよく目にする「羅列」に関する内容です。まずは比較してみましょう。

スライド中に「A & B」の羅列がありますが、このAとBの形態がバラバラだと、聴衆の頭の中には気持ち悪さが残ります。文法が正しくない文を見ると、一瞬では意味が理解出来ないからです。Aが文ならBも文を、Aが名詞ならBにも名詞を、Aが形容詞ならBにも形容詞を記しましょう。よくある箇条書きでも同様です。細かい部分かもしれませんが、聴衆の小さい信頼を勝ち取るために、ぜひこだわってほしいですね。
 実は私のブログ記事の冒頭に載せてある箇条書きも形態を揃えるようにしています。今回だと文で統一してありますね。これまでの記事も統一してあるはずです。

1スライド1アイデアに絞る

 最後はスライド構成に関わる部分です。油断しているとすぐにこれをやっちゃいます。まずは比較してみましょう。

上側のスライドは余白をあまり残さず、省スペース化を図ったものになっています。これはスライドを作る側からすると気持ちのいいものなんですが、「人に物事を分かりやすく伝える」という目的に立ち返ると、1スライドに主張が2つあるので、聴衆側には分かりづらく、やはり良くないスライドとなってしまいます。とにかく、「1スライド1アイデア」という原則を忘れなければOKです。

 今回も最後までお読みいただきありがとうございます。いかがだったでしょうか?私は大学のネームバリューがありませんでしたが、学会発表での表彰は5,6件あるので、発表にそれなりの自信はあります。これはスライドの出来の良さよりも、質疑応答や発表の仕方によるものが大きいと考えている(笑)のですが、それでもスライド作成にも凝り続けていた印象があります。やはり最低限のレベルには持っていくことが大事だと思います。今回の記事があなたのスライド作成の参考になれば幸いです。スライド添削やご質問はTwitter(@Calfchallenge)でお気軽にお知らせください!ではでは~!